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Webアプリ / 弓道的中記録・大会運営
弓道場の記録・集計・分析をシンプルに。OB射会の経験から生まれたWebアプリ「Kyudo Note」使い方ガイド
紙の的中表にペンを走らせる心地よさや風情を大切にしながらも、「その団体の歩みや大切な記録をずっと残していきたい」という想いから生まれたWebアプリケーション『Kyudo Note』。部員全員がアカウントを持っていなくても管理者が名前を登録するだけですぐに立ち記録や大会運営ができ、個人練習にも活用できるツールの特徴と使い方をご紹介します。

1. 開発の背景:OB射会で感じた「団体の記録を残す」大切さ
私自身、学生時代から弓道を続けてきた経験者の一人です。あるとき、卒業生が集まる「OB射会」を企画・運営する機会がありました。
道場に響く弦音、矢が的を射抜く音、久しぶりに顔を合わせた先輩や後輩と引く一手・四ツ矢の心地よい緊張感。弓道場には、紙の的中表に正の字や○×を書き込んでいく独特の風情や味わいがあり、それ自体はとても素晴らしい文化だと感じています。
しかしその一方で、運営を進める中で強く感じたことがありました。
- 「この日の記録を、部や道場の歴史として綺麗に残していきたい」
- 「立ち順の入れ替えや集計作業に追われる時間を減らし、もっとみんなが弓や交流に集中できるようにしたい」
- 「遠方で来られなかった仲間にも、手元のスマートフォンで速報を届けたい」
そこで、「紙の良さも認めつつ、団体の歩みをずっと残し、日々の稽古や射会をスムーズに支える道具を作ろう」と思い立ち、開発したのが『Kyudo Note』です。
2. Kyudo Noteが目指したこと:全員にアカウント作成を求めない柔軟さ
部活動や道場で新しいデジタルツールを導入しようとするとき、最大の壁になるのが「全員がアプリをインストールしてアカウントを登録しなければならない」という点です。スマートフォンの操作が苦手な年配の方や、連絡網だけで手一杯な部員に対して登録を強制するのは現実的ではありません。
そのため、Kyudo Noteでは以下の設計を最優先にしました。
Kyudo Noteの基本思想
- 管理者がいれば運用可能: 部員本人がアカウントを持っていなくても、管理者が名前を登録するだけで立ちの記録や大会の集計がすべて完結します。
- 個人のアカウントがあれば連動: 後から部員がアカウントを作成した場合、過去の記録と自分のアカウントを紐づけることができ、個人の稽古記録も蓄積できます。
- 団体の歩みを記録に残す: 歴代の部員、OB/OGの参加記録、過去の大会結果がずっとアーカイブされ、団体の資産として残ります。
3. 現場で役立つ5つの主要機能
① 親指1本で完結する「立ち記録」と「的面タップ」の直感入力
弓道場での記録は、正座をしていたり、片手に弓を持っていたりと両手が自由に使えない場面が多々あります。また、射場の日射しが強い場所でも見やすいよう、画面最下部に特大の○×(的中・外れ)ボタンと取り消しボタンを配置しました。
また、的の両脇に押しやすい「次へ(→)」「前へ(←)」の矢印ボタンを配置しました。弓道の立射の進行順(大前1本目 → 二的1本目 → … → 落1本目 → 大前2本目…)に合わせて、記録係が自分のペースで確実に次の射手へと進められるよう配慮しています。さらに、画面上の的をタップすれば、矢が的のどこに着弾したか(座標)をその場で視覚的にプロットでき、拡大ズーム機能で的芯や枠際も正確に記録できます。

② 矢番別の的中率と射癖アドバイス
記録されたデータは自動的に集計され、選手ごと・団体全体の的中率としてグラフ化されます。特に弓道で重要とされる「初矢」「二の矢」「三の矢」「止矢」ごとの的中傾向が一目で把握できます。
また、外れた矢の着弾位置(右上、下など)の偏りから、「手の内の緩み」や「引き分けの浮き」といった射法八節の着眼点をアドバイスカードとして表示し、稽古の振り返りを支援します。

③ 大会・練習試合の本格運営(大会用/練習用・予選・決勝トーナメント・順位決定戦)
Kyudo Noteの大きな強みが、日々の稽古から公式大会まで幅広くカバーする本格的な大会運営機能です。
- 大会用と練習用の使い分け: 記録を厳密に残し観戦URLを発行する「大会用」と、部内の立ち練習や練習試合でサクサク回せる「練習用」をワンタッチで選択できます。
- 予選ラウンドの確実な集計: 3人立ちや5人立ちのチーム戦、個人戦の複数立(1立目・2立目…)の的中数を自動計算し、通過ボーダーをスムーズに判定できます。
- 決勝トーナメントと順位決定戦(射詰・遠近競射): 予選通過者によるトーナメント戦はもちろん、同中時の「射詰(いづめ)」や「遠近競射(えんきんきょうしゃ)」の特別ラウンドも手軽に追加可能。最終的な順位(優勝、準優勝、3位…)が一目でわかる確定順位表を自動生成します。
- 現場で助かる便利機能(並び替え・欠員対応): 作戦や当日の調子に応じた立ち順の並び替え(ドラッグ&ドロップ)や、急な体調不良等による「立ちの欠員」もワンタップで対応でき、試合進行を止めません。



④ 保護者・OB向けリアルタイム観戦URL
大会や射会の詳細画面から「観戦URL」を発行できます。このリンクを受け取った保護者やOBは、ログイン不要で手元のブラウザからリアルタイムに試合のスコアボードを閲覧できます。射場からのスコア入力が即座に反映されるため、遠方からも同じ熱量で応援することができます。

4. 導入の流れ:インストール不要ですぐに利用できます
Kyudo NoteはWebブラウザ(Safari、Chromeなど)で動作するため、App Store等のアプリインストールは不要です。スマートフォン、タブレット、パソコンのいずれからでもアクセスできます。
ブラウザでアクセス
下記のリンクからKyudo Noteを開きます。メールアドレス等でアカウントを作成すると、すぐに利用を開始できます。
まずは「個人練習」で試してみる
「個人練習」タブを開き、今日の一手や四ツ矢を記録してみましょう。親指での特大○×入力や、的面タップの操作感をすぐにお試しいただけます。
団体を作成して部員を登録
部活や道場で使う場合は、団体を作成して部員の名前を登録します。部員本人のアカウント登録は不要なので、管理者の方だけでスムーズに運用をスタートできます。
Kyudo Noteを開いて使ってみる(ブラウザで起動)
※アプリのインストール不要。スマートフォンやPCからすぐにご利用いただけます。
5. よくあるご質問(FAQ)
Q. 部員全員がスマートフォンを持っている必要がありますか?
いいえ、必要ありません。記録係や指導者の方の端末が1台あれば、部員全員の立ち記録や大会運営が可能です。
Q. iPadやパソコンからも利用できますか?
はい、対応しています。スマートフォンの画面に最適化されているだけでなく、タブレットやPCの大画面でもレイアウトが自動調整され、A4印刷やデータ分析も快適に行えます。
Q. 卒業したOB/OGの記録はどうなりますか?
部員リストで「OB/OG」のステータスに設定することで、現役メンバーと分けて整理しながら、過去の記録や大会成績をそのまま保管できます。
ツールの導入相談やカスタマイズについて
「自校の部活ルールに合わせた運用方法を知りたい」「道場全体の大会システムとして導入したい」など、ご相談やご要望はしましまファクトリー公式LINEにて受け付けております。お気軽にお声がけください。
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